インストール

著者名: インストール
綿矢りさ著（わたやりさ）
出版社: 東京　河出書房新社
出版年月: ２００１．１１
抄録: 突然、学校生活から脱落することを決めた高校生・朝子。ゴミ捨て場で知り合ったクールな小学生かずよしに誘われて、チャット風俗で一儲けすることに。押入れのコンピューターから覗いた「オトナの世界」とは？　文芸賞受賞作。
著者紹介: １９８４年京都市生まれ。現在高校３年生。本作で第３８回文芸賞を受賞。
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TVのトーク番組をみていたら、綿矢りさがゲストで出演していた。これまで全然知らなかったが、なんとなく興味がわいてデビュー作の「インストール」を読みたくなった。大人の知識は実体験ではなくチャトをやりながら学んだとのこと。ずいぶん研究熱心だな。早速豊島区図書館にネット予約して借りて読んだ。司会者がけっこうエロチックですよねという言葉にひっかかったせいか。読み進めるとたんたんとストーリーが進みなんとなくピークがなくいつのまにか終わってしまうという感じだった。小学生と高校生のコンビもいまいち私的にはピンとこなかった。ちょっと物足りない印象です。次に『蹴りたい背中』を読んでみようかな